２０１２年９月　ベルリン

2012年9月9日日曜日

　７時３５分、出発。塚戸、芦花公園経由環８へ。高井戸から高速へ。すいすい進む。酒々井のサービスエリアで降りて、朝食にきつねそばを食べる。９時５分、「にこにこパーキング」へ。経営者が代わったとかで、「ココパーキング」となっている。書類などは同じだが、サービス券が変わっている。まえは５回に１回無料だったのだが、ポイント制になっている。前にいた馴染みの親父もいない。さらに悪いのは、なかなか送迎バスが来ないことだ。前は待たせることなどなかった。まだか、と聞くと、「１１時３０分の便か」などというので、「いや、１１時発！」と催促。その後ようやく電話で本部に連絡し、ようやくマイクロバスが来る。９時２０分ぐらいになっていた。空港へ。
　フィンランド航空でチェックイン。その後東京三菱ＵＦＪで５万円おろし、ユーロに替える。旅行傷害保険に入り、カロリーメイト、汗ふきなどを買う。そのほかに、メモ帳も。フィンランド航空のチェックイン終了は９時４０分。結構早かった。次回からは渋滞を考えもう少し早く出る必要がありそうだ。
　１０時２０分、無人コミューターで９４ゲートへ。１０時半、搭乗開始。
　１１時、出発。AY74（写真左）. 座席番号２６Ｌ。残念ながら窓側。やむを得ずリュックを上の棚ではなく足の下に置く。少し居心地が悪いが、思ったほどでもない。１３時ごろ食事。焼きそばとワイン（写真左２）。その後、寝て、１４時ごろ起き、日録の整理を始める。
　その後、若手中国現代史研究者の論文を読む。目の付け所はよいが、概念の混乱があり、感心しない。二回目の食事はチャーハン（写真中央）。
　ヘルシンキには１５時４５分頃着く。ＥＵ圏（シェンゲン条約圏）の入り口からホールに入る。シバスリーガルの小ボトルとスモークサーモンを買う。そのあとプライオリティパスのラウンジに入る。相変わらず人が多い。あまり快適ともいえない。ペプシコーラを飲む。その後、メールのチェック。
　１６時２５分、２７番ゲートへ。ベルリン行き AY917。 通路側の席（１７Ｄ）が確保されている。ドイツ語で「こんにちは」と挨拶したが、隣の夫婦はフィンランド人であった。出てきたパスタ+パン（写真右２）は、ま、まずい！これでお腹がくちくなっては悲しいので、食べない。
　１８時過ぎ、ベルリン・テーゲル空港に到着。アメックスで２００ユーロキャッシングする。バスで 2,4 ユーロでツォーへ。ツォーの駅前でタクシーを拾い、ゴッソウ通りの定宿ホテル・アンビエンテへ。
　フロントで４４２ユーロ払い、２０２の鍵をもらう。いやな予感がしたが、部屋に行ってみるとやはりインターネットのコンセントがない。しかたなくまたフロントに行き、「予約の時にインターネット・アンシュルスのある部屋を頼んだのだが」と苦情。新しい予約システムになったので、こういう注文は、予約の時にカウントされないようだ。「インターネット・アンシュルスがなければ仕事が出来ない」と粘ると、「明日に部屋替えを試みるけれど、それでいいか」と。今日は疲れているし、あまり仕事も出来ないので、ＯＫする。そのあと部屋に電話あり、明日３０２に移ってもらうが、荷物をメイドに運ばせるから、今日パックして部屋に置いておいてくれないか」と。Alles Klar ! と述べる。
　夜、モッツ通りのギリシャレストランに行く。Trilogie. Motzstr.45 10777 Berlin.
　ワイン１００cc を２杯、12.00, Makkaroni Thalass 11.50, 合計２３，５０（写真右））。２７ユーロを置いてくる。


2012年9月11日火曜日

　予想通り、朝早く５時に目が覚めてしまう。ベルリン、ホテル・アンビエンテ。インターネット接続のある部屋に代わるため、荷物をパックする。７時、食堂へ。誰もいなかったが、その後ぼつぼつほかの客が来る。今日の昼の分もサンドを作る。８時１０分、荷物を置き、メイドにチップを５置いて（荷物を運ぶため）ホテルを出る。少し遅かったか。ノレンドルフプラッツ駅で『南ドイツ新聞』とミネラルウォーターを買い、チケットを買い、Ｕバーンに乗り、シュピッテルマルクトへ。徒歩で外務省外交史料館へ。８時４０分、到着。すでに数人がいた。
　Findbuch を確認してからＢ１２を調べていく。ドイツを訪問する日本人の記録が多い。なかでは岸信介、小坂善太郎、池田勇人の訪独記録がそれなりに価値があるが、その他は駄目、おまけに予約していた文書が２０冊を超えたため、パソコン端末から新しい文書を申し込みできない。とくにＢ２３の１９６３年以降とりわけ日独情報交換協議の文書を見なければならないのだが。
　昼食はアーカイブスの廊下で朝作ったサンドを食べる。すぐに仕事に復帰。午後は要人訪独訪日関係記録を読み飛ばしていく。
　１６時半、終了、シュピッテルマルクトからノレンドルフプラッツへ。モッツ通りのアイスクリーム屋でシュークリーム風のいちごとアイスのお菓子を食べる（写真左）。３ユーロ。結構カロリーがあるだろう。
　ホテル・アンビエンテに帰り（写真中央））、新しい部屋（３０２）の鍵を受け取り、部屋へ。荷物は前の部屋から無事に運ばれている。インターネットをつないで、メールの整理。メールは２０通以上来ていた。その後、ゼミの論文指導をメールでおこなう。
　２０時半ごろ食事に出る。おやつのいちごシュークリームが結構のこり、あまり空腹とはいえないが。モッツ通りの Giorgio へ。外でフラッシュなしで写真を撮ったので、ペンネが暗く写ってしまった（写真右）。


2012年9月12日水曜日

　６時４５分、ホテルアンビエンテで起床、７時２０分、朝食へ。昼食用サンドを作る。家人からメールあり、「無事ついたなら連絡をせよ」、と。慌ててメールを出す。しっかり仕事をしている、と知らせる。８時、ホテルを出てノレンドルフプラッツへ（写真左）。１日券を買い、Ｕバーンでシュピッテルマルクトへ。８時３５分、アルヒーフ到着（写真左２）。
　今日はＢ１２を中心に見ていくが、その前にＢ２３を端末で発注。問題の１９６９年のKonsultation の文書を含んでいる。
　１２時前に持参のサンドで昼食。娘たちにメールを出すが、返事が来ない。
　午後もＢ１２を読む。東独の代表団の入国を許しているといって西ドイツ外務省が日本外務省に結構深刻な抗議をしている。その後、西ドイツ駐在日本大使が日本の外務次官に就任して、規制を厳しくしたようだ。
　１６時半、一冊半を残して終了。
　Ｕバーンでシュピッテルマルクトからノレンドルフプラッツへ。ホテルへ戻る途中、モッツ通りにあるホテルの看板をよく見ると、Gay Hostel とあり（写真右２）、合点がいった。前からこの界隈には男性カップルが多く、変だなとは思っていたのだ。ホテルに帰り、メールのチェックなどをする。
　２０時過ぎ、ホテルを出ると雨が降っていた。傘を出してさすが、すぐに止む。雨なので、モッツ通り角の「ピッツァ・ルナ」へ。スパゲッティ・フルッティ・ディ・マーレが何と６マルクちょっと。これで美味しいわけがないと思ったが、メニューを見ると、鶏肉は胸肉とのことで、やめて、フルッティ・ディ・マーレとイタリアの白ワインを注文。日録を整理していると料理が来る。トマトソースに片栗粉でとろみを付けているのではないか、と疑いたくなるほどだ。海鮮はすべて冷凍物であることが明らか（写真右）。とほほ。９ユーロ４０だが、１２を置いてくる。
　ホテルに戻り、シャワーを浴びる。あとはヘルシンキ空港で買ったシバスリーガルと瓶詰めのイクラで一杯。

2012年9月13日木曜日・14日金曜日

　2日とも外交史料館でガリ勉。
　１３日の夜２１時、イタリア料理店へ。魚の盛り合わせを頼む（写真左）。来るまででピノ・グリッジョを飲みながら日録の整理。
　１４日、外交史料館終了後、シュピッテルマルクトからヴィッテンベルクプラッツへ。目の前がＫＢＷであった。エスカレーターで上がっていくと、６階に美味しいものコーナーがあった。チョコレートやチーズや乾燥パスタをお土産に買う。その後、肉屋 "Karlstadt Permiam" に。鶏のグリル焼きがあったので、ワインとともに頼む。鶏のグリル焼きは、もちろん胸肉のステーキなどより美味しかったが、期待したほどの味ではない（写真中央）。
　その後、徒歩でホテルへ。インターネットにつなごうとするが、いくらもがいても駄目であった。
　夜、ヴィンターフェルドのタイ料理店 Papaya で Guaitieun Nam Gung（写真右） と白ワインを頼む。１１ユーロで１３置いてくる。


2012年9月15日土曜日

　５時、起床、ホテル・アンビエンテ。支度をし、５時半、鍵を置いて部屋を出る。昨日頼んでおいたタクシーが待っている。テーゲルへ向かう。「ドイツ人は勤勉だな、こんなに早くから働いて」というと、「夜勤が終わってあなたが今日の最後の客だ」と。テーゲルに着くと、１８ユーロ５０ぐらいだったが、２５を払い、「良い週末を！」というと、笑顔が見えた。チェックインカウンターはガラガラだった。７時４０分頃ゲートイン、エアベルリンに乗り込む（写真左）。
　朝何も食べてなかったので、カレーヴルストとワインを注文（中央）。これは結構いけた。５０ユーロ札で払おうとするが、「カードはないか」、というので、カードで払う。
　現地時間１１時過ぎにヘルシンキ空港に到着（写真右）、ベルリンとの時差は１時間。いきなりホールに出る。シェンゲン最後のセキュリティチェックはなかった。ただし、パスコントロールはあった。「どのくらい滞在したのか？」というので、「約１週間」と。「ビジネスか？」と聞かれるので「まあ、ビジネス兼観光」と答える。

　途中プライオリティパスのラウンジを確認しながらゲート近くまで行き、インターネットにつなぐと、Gott sei Dank! ようやく繋がった。来ていたメールを処理する。約２時間。その後、レストランを探し、"My City"へ。結局サラダとカップ麺とワインの昼食（写真左）。約２７ユーロ。その後、プライオリティパスのラウンジへ。これがまた結構なラウンジであった（写真左２）。シェンゲンに入った後のラウンジとは大違い。サラダを食べ、ワインを飲む（写真右２）。日録の整理。
　写真右は帰りのフィンランド航空の食事。食事後、明日朝の運転に備え安定剤を飲んでひたすら寝る。この出張は、もっぱら仕事に打ち込んだ出張であった。



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